ととのえる比治山 vol.02 〜みんなで柴刈りに〜 に参加しました。

前回に引き続き,3月2日(土曜日)にととのえる比治山 vol.02 〜みんなで柴刈りに〜 に参加させていただきました。

今回は,木の切り方を,チェンソ-ではなく鋸でご指導を頂きました。 

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この下の写真は,栗の木だそうで,木の密度が高いが,裂けやすい特性があるそうです。薪にするといいとのことでした。

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木を切った後の断面がささくれているのも,そうした裂けやすさからだそうです。

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全体をきれいにする中で,ところどころに生えているキノコに興味が

この下のキノコが結晶みたいで,きれいだな-と思っていたら

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中華料理にも使われるきくらげが自生していた木があったそうです。ちなみに切った後の木を持って帰って大丈夫とのことで,今回きくらげの生えていた木を持って帰らせて頂きました。(比治山食材チャレンジ)

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これまでは,笹がたくさん生えていた場所だったのですが,こんな感じで視界が広くなり比治山を車で上がる際に見通しが良くなったと思われます。

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それでも,まだまだ充分というわけではないので,今後も比治山を継続的に手入れをきちんとし続けていく必要があるなとつくづく感じました。比治山付近の住民として,継続的に下草狩りや,笹などを刈り入れしていく取組みを考えて頑張って進めていきたいと感じた次第です。今回も,市の職員の方やイベントを主催されたサトマチの方々おつかれさまでした。ありがとうございます。

ととのえる比治山vol.1~リーダー養成講座~ に参加しました。

本日は,「ととのえる比治山vol.1~リーダー養成講座~」2月16日開催
に参加させていただいた感想を書かせていただければと思います。

www.city.hiroshima.lg.jp

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午前中は,比治山にある放影研でチェンソ-の使い方の座学を学ばさせていただきました。資料に書いてある指導者としての役割が,塾にとってもおなじ観点で確かにと感じる視点が多くあり,とても学びがいのある研修でした。ありがとうございます。そして,午後からいよいよ実習へ 
チェンソ-の使い方を実習形式で学ばさせていただきました。

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こちらは,チェンソ-の研ぐ行為(目立て)と呼ばれる作業のやり方を学んでいる写真です。大事なのは,30度という角度ということや,力の入れ方を学びました。

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最後に,研修をしてくださったNPO法人ひろしま人と樹の会の素晴らしい先生方が,木を伐採されました。いや-木を切るのは奥が深い。そして,安全面からも素人が手をだすのも大変なのだなぁとつくづく感じた次第です。(やはり,大きな木をチェンソ-で切る行為は,非日常な手入れかもしれないので,地元視点だと,木が成長途中で小さなうちに定期的に切ることが大切かもしれません。)

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とても,ありがたい研修を,今回さとまちさんが主催されたので,また次回もぜひ楽しみに参加させていただければと思います。本当にありがとうございました。参加者目線だけだと忘れしまいますが,主催の陰で広島市の職員の方々が,裏方として一生懸命丸太を薪にされている姿にも,頭が下がる思いでした。ありがとうございます。こうした立派な方々の力添えで,引き続き,比治山が活性化していければなによりです。

P.S この翌日,2月17日(日)に比治山に行った際に,このイベントで出た木の片づけに市の職員のTさんが,なんとおひとりで枝を片づけておられました。本当に奇特なお人だなと頭の下がる思いで,少しの間だけでしたが,片づけのお手伝いをご一緒にさせていただきました。Tさん,ほんとに人が良すぎですよ。

satomachi.jp

 

 



 

2月9日 景観シンポジウムに参加しての感想

広島市 景観シンポジウムに参加しました。

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はじめに,広島市の都市計画部長の方のお話で,広島市では

30年以上 1万件の広告物を交渉してきた。実績を述べられました。以前は法的な後ろ盾がなく 協力を依頼という形式だったとのこと。現在では,他の自治体でも景観条例など,,,という具合でした。

続いて,杉本氏の講演 丹下健三のデザインは,コルビジェミケランジェロを参考にしていたなどのお話はありましたが,話の内容が,ヨ-ロッパを題材にしていたこともあり,あまり関心を引かず,会場全体も少し,,,という具合でした。 

最後に,パネルディスカッションでは,3者が順番に語っていくという手法で,個人的関心の高い,比治山について 松井市長が,比治山の平和の丘構想についても,樹木の伐採などパノラマ(高所からの眺め)を意識した取り組みを進めていかれるとのことで,この方向性は,比治山にとっていい話だなと比治山に関心のあるものとして,うなずきながらご清聴させていただきました。現在,広島市はととのえる比治山というイベント企画も企画されているので,自分も頑張って参加してより良い比治山になっていけばいいと日々感じています。

広島市 - 「ととのえる比治山vol.1~リーダー養成講座~」の開催(平成31年2月16日)

 

続いて大澤氏が,景観の用語である。ビスタ(街道からの眺め)パノラマ(高いところからの眺め)シ-クエンス(例 鞆の浦 歩きながら変化する眺め)といった概念のお話(ざっくり聞き取っているので,正確でない場合はごめんなさい)や,城を題材にした発表をなるほど,と思い聞きました。とても,内容のしっかりしたお話で勉強になりました。広島の街区が歩きたいと思える環境ではないご指摘はもっともだと思った次第で,それこそ,シ-クエンスをしっかり考えて水辺の整備をしていかなくてはいけないのかもしれませんが,これも市が主体になれば,近隣住民に対しては,ご理解という形になってしまいますが,近隣の市民がうまく主体的にシ-クエンスを設定して,それが良いものができる形がより望ましいのだろうと脳内で考えた次第でした。

 最後に森安氏が景観のゾ-ン設定に対して,市民に対し望まれることをご提示されましたが,景観という規制政策の方向として,どうしても,ご理解やご協力という語り口をなされていたのですが,上手く政策の形成過程から市民の意見や協力を進めていくプロセスを日々の政策形成や実施に直面している広島市の職員に望みたいものだと感じた次第でした。市の職員の方が,多忙な中で,市民に対してわがままな要望者として,疎んじる姿勢も内心深くわかるのですが,市の投入できるリソ-スも限られている中で,上手く政策を作り,実施するためにこうした政策過程の見直しをきちんと向き合うべきだろうなあと感じた次第でした。

個人的感想

シ-クエンスを民間や地域主体で作り上げるやり方が上手く実施できないだろうか?(要は,自分の地域の周辺の姿を自らでよりよく作り上げていくという方向性へ)
おそらく,自分が考えているアイデアそのものも,そうしたシ-クエンスの一環なのだろうと考えました。

比治山の入り口編 第一回考察

比治山の入口の風景1

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気づいたこと

1 石垣→塗装?(カラフルにしてみてはどうか?)地域住民に協力して実施する形なら,経費も少なくて済む。後は,現代美術家に協力してもらい,こうした普通の石垣を題材に,ア-トを依頼するなどしてはどうか?

2 崖も殺風景 崖の間に花でも植えてみたらどうか?(植える際に危険はあるが)

3 比治山に上がっていけるという入口案内の視認性が低い。外国人の方が困る可能性が大。ここをあがると,現代美術館や漫画図書館などにつながるという理解がしにくい。そのため,ちゃんとした看板の必要性がある(面白いものなら,なおよし)

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1 赤の立ち入り禁止看板は果たしているのか? 必要性を再検討すべき。もし,立ち入り禁止が必要ならば,その看板の見せ方も工夫すべきで,山の入口にデカデカとおく必要はないのではないか

2 電信柱だって工夫してもいいのじゃないだろうか? ア-トな電柱にするとか?色をつけてみるという工夫だって,頑張って 平和の丘という名称にするなら,中電さんに協力を依頼してもいいかもしれない。 

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左側は民家だが,いっそ左の民家さんの壁の間にうすい壁を一つ作って,その上に,人形や動物の形を置いてみたら,朝の時間だけ 素敵な影絵がつくれる可能性もあるかもしれない。

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全体的に気づいたこと

魅力が少ない。わくわくも少ない。

今回以降も全体の方向性として,観光増加を目指したアイデアが中心に試案を出してみる。だが実際問題として,観光客が増加した際には,地域全体生じる問題についてもきちんと検討しておく必要がある。